ふくしまじけん【福島事件】 1882(明治(めいじ)15)年,福島県令三島通庸(ふくしまけんれいみしまみちつね)と,河野広中(こうのひろなか)らの福島(ふくしま)自由党(とう)が衝突(しょうとつ)した事件(じけん)。三島(みしま)が道路工事に農民(のうみん)を使おうとしたため自由党(とう)員の指導(しどう)する農民(のうみん)らは一揆(いっき)をおこしたが,約(やく)2000人がとらえられ,幹部(かんぶ)は国事犯(はん)として罪(つみ)に問われた。コーチ 自由民権(みんけん)運動で藩閥政府(はんばつせいふ)との最初(さいしょ)の大規模(きぼ)な衝突事件(しょうとつじけん)である。