*ふくとしん【副都心】 大都市のかなり広い部分を勢力範囲(せいりょくはんい)にもち,経済(けいざい)・交通上などで都心に次ぐ勢力(せいりょく)をもっている中心地。大都市になると,1つの都心だけでは都市の機能(きのう)がはたせなくなり,交通の便利(べんり)なところに都心の機能(きのう)をおぎなう副(ふく)都心が出現(しゅつげん)する。ふつう,郊外(こうがい)電車のターミナル付近(ふきん)に発達(はったつ)し,デパート・飲食店・娯楽施設(ごらくしせつ)が集中している。◇東京(とうきょう)の新宿(しんじゅく)・渋谷(しぶや)・池袋(いけぶくろ)や,大阪(おおさか)の梅田(うめだ)・天王寺(てんのうじ)などがこの例(れい)。