ふじわらのよしふさ【藤原良房】 (804〜872)平安時代初期(しょき)の政治(せいじ)家。藤原冬嗣(ふじわらのふゆつぐ)の子。右大臣(うだいじん)をへて,皇族(こうぞく)以外(いがい)でははじめて太政大臣(だいじょうだいじん)に任(にん)じられ(857年),さらに翌年(よくねん),清和天皇(せいわてんのう)が9歳(さい)で即位(そくい)すると,臣下(しんか)ではじめての摂政(せっしょう)となり,藤原政権成立(ふじわらせいけんせいりつ)の道を開いた。