ふださし【札差】 江戸(えど)時代,旗本(はたもと)・御家人(ごけにん)に代わって禄米(ろくまい)(給料(きゅうりょう)としての米)を幕府(ばくふ)の米蔵(こめぐら)から受けとり,売りさばいた商人。江戸(えど)蔵前(くらまえ)に店をかまえ,しだいに禄米(ろくまい)を担保(たんぽ)にして高利貸(こうりが)しをし,富(とみ)をたくわえた。