フタバスズキリュウ 1968〜1970年にかけて,福島(ふくしま)県いわき市の古生代白亜紀(はくあき)の地層(ちそう)から発見された首長竜(くびながりゅう)。フタバリュウともいう。エラスモサウルス科に属(ぞく)するは虫類(るい)の一種(いっしゅ)。体長約(やく)7mで首が長く,海に住んでいた。骨(ほね)にはサメの歯がささっていた。復元模型(ふくげんもけい)が東京(とうきょう)の国立科学博物(はくぶつ)館と,いわき市石炭化石館に展示(てんじ)されている。◇名前は,発見された地層(ちそう)双葉層(ふたばそう)と発見者鈴木直(すずきただし)(当時高校生)にちなむ。