ふとうこう【不登校】 いじめや授業(じゅぎょう)についていけないなど,何らかの心理的(しんりてき)・情緒的(じょうちょてき)・身体的(しんたいてき),あるいは社会的要因(しゃかいてきよういん)や背景(はいけい)により登校しない,あるいはしたくない状況(じょうきょう)にある者をいう。1980年ごろから不登校(ふとうこう)の児童(じどう)・生徒(せいと)が増加(ぞうか)し,2005年度は不登校(ふとうこう)を理由に30日以上欠席(いじょうけっせき)した小学生,中学生ともに約(やく)2万3000人にも上る。登校拒否状態(とうこうきょひじょうたい)にある児童(じどう)・生徒(せいと)はこれ以上(いじょう)いると考えられており,学校の対応策(たいおうさく)の検討(けんとう)が課題(かだい)になっている。