*ふどき【風土記】 奈良(なら)時代に編(へん)さんされた日本最古(さいこ)の地理書。713年,元明天皇(げんめいてんのう)が諸国(しょこく)に命じて,その国の地勢(ちせい)・産物(さんぶつ)・地名の由来・言い伝(つた)えなどを記録(きろく)させたもの。現在(げんざい),『出雲国風土記(いずものくにふどき)』の完本(かんぽん)と常陸(ひたち)・播磨(はりま)・豊後(ぶんご)・肥前(ひぜん)国の風土記の一部分がのこっている。