*ふみえ【踏み絵】 江戸(えど)時代,幕府(ばくふ)がキリシタンを見つけるために用いた絵や銅像(どうぞう)。イエス=キリストやマリアの画像(がぞう)がえがかれた絵や金属(きんぞく)板を踏(ふ)ませて,ためらったり拒否(きょひ)したりした者を信者(しんじゃ)としてとらえ,処刑(しょけい)した。1628年ごろ長崎(ながさき)で始まったといわれる。信者(しんじゃ)にとっては苦しい試練(しれん)であった。