プルースト(ジョセフ=ルイス=) (1754〜1826)定比例(ていひれい)の法則(ほうそく)を提唱(ていしょう)したフランスの化学者。パリで学んだのち,スペインのマドリードに移住(いじゅう)。1799年,化合物中の成分元素(せいぶんげんそ)の質量比(しつりょうひ)は,つねに一定であるという定比例(ていひれい)の法則(ほうそく)を実験的(じっけんてき)に証明(しょうめい)した。火薬の製法(せいほう),糖類(とうるい)の製法(せいほう)なども研究した。のちにフランスにもどり,1817年故郷(こきょう)のアンジェに引退(いんたい)した。