ペイオフ 銀行(ぎんこう)などの金融機関(きんゆうきかん)が破綻(はたん)した場合(ばあい)に,預金保険機構(よきんほけんきこう)に積(つ)み立(た)ててある保険金(ほけんきん)によって預金者(よきんしゃ)に一定金額(いっていきんがく)までの払(はら)い戻(もど)しを行(おこな)う制度(せいど)。2002(平成(へいせい)14)年(ねん)3月(がつ)までは銀行預金(ぎんこうよきん)は全面的(ぜんめんてき)に保護(ほご)されていたが,同年(どうねん)4月(がつ)からは定期性(ていきせい)の預金(よきん)についてはペイオフが解禁(かいきん)され,2005年(ねん)4月(がつ)からは決済用預金(けっさいようよきん)をのぞき全面解禁(ぜんめんかいきん)された。これによって預金者(よきんしゃ)は金融機関(きんゆうきかん)が破綻(はたん)した場合(ばあい)は,上限元本(じょうげんがんぽん)1000万円(まんえん)とその利息(りそく)までしか払(はら)い戻(もど)しを受(う)けられなくなった。◇2010(平成(へいせい)22)年(ねん)9月(がつ),日本振興銀行(にほんしんこうぎんこう)が破綻(はたん),はじめてのペイオフが実施(じっし)された。