へいわじょうやく【平和条約】 戦争(せんそう)を終わらせ,平和を回復(かいふく)するために交戦(こうせん)国間でむすばれる条約(じょうやく)。講和条約(こうわじょうやく)ともいう。まず休戦条約(きゅうせんじょうやく)をむすんで戦闘(せんとう)を中止し,ついで平和会議(かいぎ)(講和談判(こうわだんぱん))を開いて平和条約(じょうやく)をむすぶのがふつうの形式である。その結果(けっか),戦争(せんそう)の終了(しゅうりょう),領土(りょうど)の割譲(かつじょう),賠償(ばいしょう)の支払(しはら)いなどの問題が生じる。コーチ サンフランシスコ平和条約(じょうやく)の場合は,休戦条約(きゅうせんじょうやく)をむすんだ直後でなく,日本が占領(せんりょう)に服したのちの1951(昭和26)年にむすばれた。