ヘチマ【糸瓜】 高温多湿(たしつ)な土地をこのみ,本州中部から南の温暖(おんだん)地で栽培(さいばい)されるつる性(せい)の一年草。雌雄同株(しゆうどうしゅ)で,はじめに雄花(おばな)がさき,夏の終わりに雌花(めばな)がさく。9月下旬(げじゅん)〜10月に果実(かじつ)を採取(さいしゅ)する。日よけ棚(だな)としてよく植えられ,果実(かじつ)はたわし・くつの中敷(じ)きなどにされ,またヘチマ水をとる。原産(げんさん)地:熱帯(ねったい)アジア。◇わかい果実(かじつ)を食用にすることもある。(被子植物(ひししょくぶつ) ウリ目(もく) ウリ科(か))コーチ 発芽(はつが)から結実(けつじつ)までの継続観察(けいぞくかんさつ)に使われ,雄花(おばな)・雌花(めばな)の区別(くべつ)のある例(れい)とされる。また,ヘチマ水がとれることは,根圧(こんあつ)の実例(じつれい)とされる。