ベッドタウン 大都市周辺(しゅうへん)にあり,大都市への通勤(つうきん)者が多く,昼間は人口が少ない郊外住宅(こうがいじゅうたく)地をさす。昭和30年代(1955〜64年)後半から東京近郊(とうきょうきんこう)に出現(しゅつげん)し,今や全国の中核(ちゅうかく)都市周辺(しゅうへん)には,そうよばれる市町村が点在(てんざい)している。これは第3次産業(さんぎょう)がさかんになり,企業(きぎょう)の本社のほとんどが都市部に集中し,都市ではたらく人々の住居(じゅうきょ)の必要性(ひつようせい)から生まれた。東京(とうきょう)都の武蔵野(むさしの)市や国立(くにたち)市,大阪府(おおさかふ)豊中(とよなか)市,兵庫(ひょうご)県芦屋(あしや)市などはその代表例(れい)。