夏に南の空の,天の川付近に見られる星座。頭と尾の2つにわかれているめずらしい星座で,へびつかい座と一体の星座として見るほうがわかりやすい。最も明るい星が3等星のα星のため,星座自体は目立たない。へび座には,球状星団M5や散開星団M16(散光星雲と重なる)が見られる。
〔星座の探し方〕
さそり
座の1
等星アンタレスの
上側に
広がっている,
大きな
将棋の
駒のような
五角形がへびつかい
座で,その
両脇にへび
座の
頭部と
尾部がわかれわかれにある。
頭部が
西側,
尾部が
東側になる。6月
上旬の0
時ごろ,7月
上旬は22
時ごろ,8月
上旬は20
時ごろに
真南の
空の
中くらいの
高さのところに
見える。