ペルー(共和国)

南(みなみ)アメリカ州(しゅう)の西部(せいぶ)にある,太平洋(たいへいよう)に面(めん)する国(くに)。政治体制(せいじたいせい)は共和制(きょうわせい)で,元首(げんしゅ)は大統領(だいとうりょう)。首都(しゅと):リマ,面積(めんせき):128.5万(まん)km2(2015年),人口(じんこう):3217万(まん)(2017年),言語(げんご):スペイン語(ご),ケチュア語(ご),アイマラ語(ご)(すべて公用語(こうようご)),宗教(しゅうきょう):キリスト教(きょう)(カトリック,プロテスタント),民族(みんぞく):先住民(せんじゅうみん),メスチソ,ヨーロッパ系(けい)(白人(はくじん))。

〔自然(しぜん)のようす〕



西部(せいぶ)にアンデス山脈(さんみゃく)が連(つら)なる。乾燥(かんそう)した太平洋沿(たいへいようぞ)いの平野部(へいやぶ),中央(ちゅうおう)のアンデス地帯(ちたい),東部(とうぶ)の熱帯雨林(ねったいうりん)におおわれたアマゾン川(がわ)流域(りゅういき)の低地(ていち)に分(わ)けられる。太平洋沿(たいへいようぞ)いの平野部(へいやぶ)は砂漠気候(さばくきこう),アンデス高原(こうげん)は高山気候(こうざんきこう),アマゾン川流域(がわりゅういき)の低地(ていち)は熱帯気候(ねったいきこう)に属(ぞく)する。

〔あゆみ〕



インカ帝国(ていこく)がさかえた地(ち)で,クスコはその首都(しゅと)として繁栄(はんえい)した。16世紀(せいき)にスペインの植民地(しょくみんち)となったが,1821年に独立(どくりつ)を宣言(せんげん)した。

〔産業(さんぎょう)のようす〕



鉱業(こうぎょう)が重要(じゅうよう)な産業(さんぎょう)で,輸出(ゆしゅつ)にしめる鉱産資源(こうさんしげん)の割合(わりあい)が高(たか)い。銅(どう)・鉛(なまり)・亜鉛(あえん)・金(きん)・銀(ぎん)・スズ・石油(せきゆ)などを産出(さんしゅつ)する。農業(のうぎょう)はサトウキビ・コーヒー・カカオ・綿花(めんか)などの栽培(さいばい)がさかん。漁業(ぎょぎょう)もさかん。インカ帝国時代(ていこくじだい)の遺跡(いせき)であるマチュピチュやナスカの地上絵(ちじょうえ)などの観光資源(かんこうしげん)が豊富(ほうふ)で,観光業(かんこうぎょう)が発達(はったつ)している。

〔日本との貿易(ぼうえき)〕



ペルーから日本への輸出(ゆしゅつ):銅鉱(どうこう),亜鉛鉱(あえんこう)など。

ペルーの日本からの輸入(ゆにゅう):乗用車(じょうようしゃ),バスとトラック,タイヤ類(るい)など。(2015年)

〔国名(こくめい)の由来(ゆらい)〕



スペイン人(じん)が最初(さいしょ)に上陸(じょうりく)した際(さい),インディオの首長国(しゅちょうこく)の名(な)がビルーといったことから。

〔国旗(こっき)の由来(ゆらい)〕



1820年の解放戦争(かいほうせんそう)の時(とき),赤(あか)い翼(つばさ)で白(しろ)い胸(むね)の鳥(とり)が飛(と)び立(た)った故事(こじ)から。紋章(もんしょう)には特産(とくさん)のリャマやキナの木(き)などを配(はい)する。

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