ホイヘンス(クリスチャン=) (1629〜1695)オランダの物理学者。ハーグに生まれ,ライデン大学で法律(ほうりつ)を学んだが,のち数学の研究に進んだ。天文学にも興味(きょうみ)をもち,土星の環(わ)を発見,1656年には振(ふ)り子時計を発明している。1678年光の波動説(せつ)をとなえ,粒子説(りゅうしせつ)をとるニュートンとたびたび論争(ろんそう)をした。◇のち,かれの波動説(せつ)の正しいことが証明(しょうめい)された。