ボイラー 燃料(ねんりょう)を燃焼(ねんしょう)させ,その熱(ねつ)エネルギーを水につたえて高温・高圧(こうあつ)の蒸気(じょうき)を発生する装置(そうち)。主要(しゅよう)部は鋼板製容器(こうはんせいようき)(ボイラー本体)・燃焼装置(ねんしょうそうち)・火炉(かろ)で,付属装置(ふぞくそうち)に過熱器(かねつき)・再熱器(さいねつき)などがある。本体の構造(こうぞう),水の循環加熱方法(じゅんかんかねつほうほう)などによって丸ボイラー・水管(すいかん)ボイラー・特殊(とくしゅ)ボイラーに大別(たいべつ)され,蒸気機関(じょうききかん)・蒸気(じょうき)タービンなどの動力発生用,工場や病院での暖房(だんぼう)・殺菌(さっきん)・乾燥(かんそう)用と用途(ようと)も広い。