ほうしゃのう【放射能】 不安定(ふあんてい)な原子核(かく)が放射線(ほうしゃせん),すなわち電子(β(ベータ)線)や電磁(でんじ)波(γ(ガンマ)線)やα粒子(アルファりゅうし)(α(アルファ)線)などを放出する性質(せいしつ)。放射能(ほうしゃのう)は1896年に,フランスの物理学者ベクレルがはじめてウラン鉱(こう)について発見し,1898年には,キュリー夫妻(ふさい)が同じような性質(せいしつ)をもつポロニウム・ラジウムを発見した。