文字をふくむ等式で,その文字が特別な値をとるときだけになりたつものを,その文字についての方程式という。恒等式が条件なしになりたつ等式であるのに対し,方程式は条件つきでなりたつ等式である。方程式をなりたたせる文字の値を,その方程式の解といい,解の集合をもとめることを「方程式を解く」という。方程式の解をすべて座標上に記すと,方程式のグラフが表せる。
コーチ
方程式 2
x +
y = 7のグラフは,
y = -2
x +7となるから,
傾きが-2,
切片が7の直線である。また,
連立方程式 2
x -
y = 5と,
x +
y = 7の
解は,直線
y = 2
x -5と
y = -
x +7のグラフの交点としてもとめられる。