ほくとしちせい【北斗七星】 おおぐま座(ざ)のおもな7個(こ)の星(α(アルファ),β(ベータ),γ(ガンマ),δ(デルタ),ε(イプシロン),ζ(ゼータ),η(エータ)星)。その配列の形からひしゃく星ともよばれる。北極(ほっきょく)星を見つける目印(めじるし)に使われ,また北極(ほっきょく)に近いため,そのさす方向から時刻(じこく)や季節(きせつ)を知ることができるので,古代から利用(りよう)されてきた。β(ベータ)星からα(アルファ)星の方向に延長(えんちょう)して,β(ベータ)星とα(アルファ)星の距離(きょり)の約(やく)5倍の所に北極(ほっきょく)星がある。コーチ 北斗七星(ほくとしちせい)は地球の自転のため,ほぼ北極(ほっきょく)星を中心にして1時間に15度ずつ反時計回りに動く。また,地球の公転のため,ほぼ北極(ほっきょく)星を中心にして1か月に30度ずつ反時計回りに動く。