ほくりくどう【北陸道】 古代の律令制度(りつりょうせいど)による地方の行政(ぎょうせい)区分,官道(かんどう)である七道の1つ。現在(げんざい)の福井(ふくい)・石川(いしかわ)・富山(とやま)・新潟(にいがた)県にあたる。大化(たいか)の改新(かいしん)のときは若狭(わかさ)・越(こし)の2国であったが,7世紀(せいき)のころ越(こし)国が越前(えちぜん)・越中(えっちゅう)・越後(えちご)に3分したので,若狭(わかさ)と佐渡(さど)をくわえて5か国となった。のち越前(えちぜん)から能登(のと)・加賀(かが)を分けて7か国となった。