ぼしんせんそう【戊辰戦争】 明治維新(めいじいしん)のさい,新政府軍(せいふぐん)と旧幕府軍(きゅうばくふぐん)の間に行われた一連(れん)の戦(たたか)い。1868年1月の鳥羽(とば)・伏見(ふしみ)の戦(たたか)いで旧幕府軍(きゅうばくふぐん)はもろくも敗退(はいたい)。新政府軍(せいふぐん)の江戸城(えどじょう)総攻撃(そうこうげき)はさけられたが,その後も上野(うえの)に陣(じん)をしいた彰義隊(しょうぎたい)や,会津(あいづ)・長岡(ながおか)を中心として,東北・越後(えちご)でも激戦(げきせん)がつづいた。旧幕府軍(きゅうばくふぐん)の一部は,榎本武揚(えのもとたけあき)にひきいられ北海道(ほっかいどう)の箱館(はこだて)(函館)に陣(じん)したが,1869年5月の五稜郭(ごりょうかく)の戦(たたか)いを最後(さいご)に鎮定(ちんてい)された。年代暗記 戊辰戦争(ぼしんせんそう)のおこりと終わり…もう鳥羽無用(とばむよう)(1868),五稜郭(ごりょうかく)へと人は向く(1869)