ほりあしるい【掘足類】 軟体(なんたい)動物に属(ぞく)する綱(こう)の1つ。「くっそくるい」とも読む。いわゆるツノガイ綱(こう)のこと。殻(から)は細長い管状(かんじょう)で,殻頂(かくちょう)のほうほど細くなる。足はくさび状(じょう)で,砂(すな)をほるのに適(てき)した形をしている。浅海(せんかい)から深海にかけてすみ,砂(さ)中の小動物などを食べる。現生種(げんせいしゅ)は世界に約(やく)500種(しゅ),日本に約(やく)70種(しゅ)がすみ,ツノガイ・マルツノガイ・ヤカドツノガイ・ムカドツノガイなどの種(しゅ)がよく知られている。