ボルタ(アレッサンドロ=) (1745〜1827)イタリアの物理学者。ガルバーニの動物電気説(せつ)を批判(ひはん)して,異(こと)なった種類(しゅるい)の金属(きんぞく)の接触(せっしょく)によって電気が発生するという説(せつ)をとなえた。1799年この説(せつ)によって史上最初(しじょうさいしょ)の電池「ボルタ電池」を発明,以後(いご)の電気学の急速な発展(はってん)に大きく寄与(きよ)した。◇電圧(でんあつ)の単位(たんい)「ボルト」はかれの名にちなんでいる。