まがたま【勾玉】 日本でおもに出土する弧状(こじょう)の玉で,装飾(そうしょく)用や祭祀(さいし)用につくられた。縄文(じょうもん)時代からあり,古墳(こふん)時代にはとくにこのまれたらしい。硬玉(こうぎょく)・碧玉(へきぎょく)・メノウが多いが,ガラスや銅(どう)・石などもあり,土製(つちせい)のものは祭祀(さいし)用とみられる。◇「曲玉」とも書く。