マグデブルクのはんきゅう【マグデブルクの半球】 大気圧(あつ)の大きさを示(しめ)すためにゲーリケが行った公開実験(じっけん)において使用された2つの銅製(どうせい)半球。17世紀(せいき)中期,ゲーリケは直径約(ちょっけいやく)25cmの銅製(どうせい)の2個(こ)の半球を向き合わせて内部の空気をぬき,両側(がわ)から馬でひっぱる公開実験(じっけん)を行い,大気圧(あつ)のために半球を引きはなすのには16頭の馬が必要(ひつよう)であることを示(しめ)した。◇実験(じっけん)はレーゲンスブルク市で行われたが,ゲーリケがマグデブルク市長であったので,この名がある。