1215年につくられて,イギリス憲法の土台となった文書。大憲章ともいう。らんぼうな政治をしたジョン王に貴族が反抗してせまり,課税や裁判にさいしての教会・貴族・都市などの権利をみとめさせた。貴族の特権を確認したものだが,のち,人民や議会の権利を主張するよりどころとされた。
年代暗記
大憲章…自由に
以後(1215)なれ
資料
マグナ=カルタのおもな
内容1.イングランド教会は自由であり,その
権利の
不可侵を
永遠に
確認する。
12.
軍役代納金や
御用金は,国王の考えだけで,これを
課すことはない。
13.ロンドン市とあらゆる市・町は,古来の自由と自由な
慣習を
保持できる。
39.いかなる自由人も,その同身分の者の
合法的裁判か,
国法によるほかは
逮捕・
監禁されたり,
財産を
奪われたり国王に
攻撃されることはない。