アフリカ西部の内陸国。政体は共和政で,元首は大統領。首都バマコ。国土の大部分が乾燥した平地で,北部はサハラ砂漠の一部,南下するにつれてステップからサバナにうつる。主産業は農牧業で,南部のニジェール川流域などで米・ラッカセイ・サトウキビ・綿花を生産,北部で遊牧・牧畜を行う。ウラン・リン鉱石・金などを産出し,ウラン鉱開発は日本が独占。1960年マリ連邦として独立,同年マリ共和国。面積:124.0万km2,人ロ:1537万。
〔国名の由来〕
13〜15
世紀にニジェール川中流
域を中心にさかえたマリ
帝国の名にちなむ。
〔国旗の由来〕
緑は
農産物,黄は
純潔と
天然資源,赤は
勇気と
独立闘争の血を表す。なお,中央に緑色の星をつけると
隣国セネガルの
国旗になる。
コーチ
8〜11
世紀にガーナ
帝国,13〜15
世紀にマリ
帝国,15〜16
世紀にガオ(ソンガイ)
帝国がさかえたが,19
世紀末にフランスの
植民地となった。