(1927〜2014)コロンビア人の作家・小説家。コロンビア北部の小さな町アラカタカに生まれる。ボゴタ大学を中退して新聞記者となり,ローマやパリなどで働く。1955年に初めての作品集「落葉」を発表し,1964年には「悪い時」を発表。1967年に発表した長編「百年の孤独」は架空の村を舞台にした神話的な物語で,全世界で600万部を売り上げる世界的ベストセラーとなった。1982年にノーベル文学賞を受賞。その後も,「族長の秋」,「コレラの時代の愛」,「愛その他の悪霊について」などを発表。晩年はガンや認知症を患い,2014年4月メキシコシティの自宅で死去した。◇キューバ革命の指導者フィデル・カストロと親交があり,カストロ政権の機関紙の編集に携わった。