マルサス(トーマス=) (1766〜1834)イギリスの経済(けいざい)学者。スミスやリカードとともに,イギリス経済(けいざい)学における古典派(こてんは)を代表する経済(けいざい)学者。1798年『人口論(ろん)』を発表し,社会から貧困(ひんこん)がなくならないのは,生活に必要(ひつよう)な食糧(しょくりょう)の生産(せいさん)が人口の増加(ぞうか)に追いつけないためであると説(と)き,人口の増加(ぞうか)をおさえることを主張(しゅちょう)した。