まんしゅうこく【満州国】 日本が1932(昭和7)年,満州(まんしゅう)(今の中国東北区)につくった国家。満州事変(まんしゅうじへん)後,日本軍(ぐん)(関東軍(かんとうぐん))は清(しん)国の最後(さいご)の皇帝(こうてい)(宣統帝(せんとうてい))であった溥儀(プイ)を執政(しっせい)にむかえ,都を新京(しんきょう)(今の長春(チャンチュン))に定めた。1934年に帝政(ていせい)にあらためた。第二次世界大戦(たいせん)で日本がやぶれると,満州(まんしゅう)国も消滅(しょうめつ)した。コーチ 形だけの独立(どくりつ)国で,実態(じったい)は日本の植民(しょくみん)地だった。