みかくが【味覚芽】 舌(した)の味覚乳頭(みかくにゅうとう)に多数ある味覚器官(みかくきかん)。花のつぼみ(蕾)のような構造(こうぞう)で,味蕾(みらい)ともいう。長さ70〜80μm(マイクロメートル。1マイクロメートルは1000分の1mm)ほどの紡錘(ぼうすい)形の器官(きかん)で,その中に多数の味細胞(みさいぼう)と支持細胞(しじさいぼう)がある。味覚(みかく)を感じさせる物質(ぶっしつ)は水にとけて味細胞(みさいぼう)に達(たっ)し,その刺激(しげき)を受けた味細胞(みさいぼう)は,神経(しんけい)を通じて大脳(だいのう)の味覚中枢(みかくちゅうすう)に興奮(こうふん)をつたえる。