みついざいばつ【三井財閥】 明治(めいじ)時代末期(まっき)から三井(みつい)家の一族によってつくられたコンツェルン。江戸(えど)時代の豪商三井(ごうしょうみつい)家が,明治維新(めいじいしん)のさい政府(せいふ)に協力(きょうりょく)して地位(ちい)をきずき,1876(明治(めいじ)9)年に三井(みつい)銀行・三井物産(みついぶっさん)を設立(せつりつ)して土台をかためた。1909(明治(めいじ)42)年には持株(もちかぶ)会社として三井(みつい)合名会社を設立(せつりつ),財閥(ざいばつ)に発展(はってん)し,1946(昭和21)年の財閥解体(ざいばつかいたい)時には151社を支配(しはい)していた。のち三井(みつい)グループとして再生(さいせい)。コーチ 三井財閥(みついざいばつ)が支配(しはい)する会社の総資本金額(そうしほんきんがく)は,財閥解体(ざいばつかいたい)時には全会社の資本金額(しほんきんがく)の9.4%に達(たっ)していた。