みなべ(和歌山県の町) 和歌山(わかやま)県南西部,南部(みなべ)川流域(りゅういき)をしめ,太平洋に面した町。紀州梅(きしゅううめ)・梅干(うめぼ)し生産(せいさん)の中心地。日本国内で栽培(さいばい)される梅(うめ)の約(やく)8割(わり)が,ここで改良(かいりょう)された南高梅(なんこううめ)。南部(みなべ)港で水揚(あ)げされるイワシ・アジ・イカなどの干物(ひもの)やシラス干(ぼ)し,ウバメガシなどを原木とする備長炭(びんちょうたん)などが特産(とくさん)品。JR紀勢(きせい)本線が通じ,阪和(はんわ)自動車道のインターチェンジがある。◇2004(平成(へいせい)16)年10月に南部(みなべ)町と南部川(みなべがわ)村が合併(がっぺい)して成立(せいりつ)。人口:1.3万(2013年)。