ミヤマカラスシジミ 年1回,7〜8月に発生し,北海道(ほっかいどう)では9月まで見られるチョウ。カラスシジミに似(に)るが,羽の裏面(りめん)の白い帯(おび)がカラスシジミのようにW字状(じょう)にならないことで区別(くべつ)できる。渓流(けいりゅう)ぞいや林縁(りんえん)などにすみ,日中は葉上で休んでいることが多い。産卵(さんらん)はクロウメモドキやクロツバラなど食樹(しょくじゅ)の幹(みき)や枝(えだ)の分岐(ぶんき)したところに1〜数個(すうこ)うみつけられる。卵(たまご)で越冬(えっとう)する。日本特産種(とくさんしゅ)。開張(かいちょう):3.2〜3.5cm。季節(きせつ):夏。分布(ぶんぷ):北海道(ほっかいどう)・本州・四国・九州。(昆虫類(こんちゅうるい) チョウ目(もく) シジミチョウ科(か))