*みんせんぎいんせつりつけんぱくしょ【民撰議院設立建白書】 明治(めいじ)の初期(しょき),国会の開設(かいせつ)を要求(ようきゅう)した意見書。征韓論争(せいかんろんそう)にやぶれ,参議(さんぎ)をやめた板垣退助(いたがきたいすけ)・後藤象二郎(ごとうしょうじろう)・副島種臣(そえじまたねおみ)・江藤新平(えとうしんぺい)らが1874(明治(めいじ)7)年1月,太政官(だじょうかん)左院に提出(ていしゅつ)したもの。コーチ 藩閥政府(はんばつせいふ)を攻撃(こうげき)し,民選(みんせん)(国民(こくみん)の選挙(せんきょ))による議会(ぎかい)の開設(かいせつ)を要求(ようきゅう)したもので,自由民権(みんけん)運動の口火をきった。