*みんぽう【民法】 個人(こじん)の身分や財産(ざいさん)などについて定めている法律(ほうりつ)。1898(明治(めいじ)31)年に施行(しこう)されたが,1947(昭和22)年日本国憲法(けんぽう)にもとづいて大改正(かいせい)された。民法(みんぽう)は,総則(そうそく)・物権(ぶっけん)・債権(さいけん)・親族・相続(そうぞく)の5編(へん)よりなり,大きくは経済的(けいざいてき)な行為(こうい)のきまりと家族生活についてのきまりに分けられる。コーチ 1947年の民法(みんぽう)の改正(かいせい)では,家父長制(せい)・家督相続(かとくそうぞく)・夫の優越(ゆうえつ)などが廃止(はいし)され,夫婦(ふうふ)は平等となり,相続(そうぞく)も均分相続(きんぶんそうぞく)となった。