*むしめがね【虫眼鏡】 凸(とつ)レンズを使って,その焦点距離(しょうてんきょり)の内側(がわ)に物体をおき,明視(めいし)の距離(きょり)に拡大(かくだい)された虚像(きょぞう)をつくって観察(かんさつ)する器具(きぐ)。ルーペ・拡大鏡(かくだいきょう)ともいう。ふつう,目をレンズに近づけてものをみるが,このときの虫めがねの倍率(ばいりつ)は,レンズの焦点距離(しょうてんきょり)をf, 明視(めいし)の距離(きょり)をD (約(やく)25cm)とすれば,だいたい(1+)であたえられる。また,目を焦点(しょうてん)距離においたときの倍率(ばいりつ)はとなる。コーチ 倍率(ばいりつ)が大きくなると像(ぞう)がぼけるので,10倍ぐらいまでが多く用いられる。