1338年足利尊氏が幕府を京都に開いてから,1573年織田信長が足利義昭を追放して幕府をたおすまでの約240年間をいい,足利時代ともいう。1392年の南北朝合一までを南北朝時代,1467年の応仁の乱以後を戦国時代と区別もする。将軍は有力守護の勢力に左右され,戦国時代以後は名ばかりとなり,戦国大名は領国支配を強力に行った。この時代に荘園は消滅し,土地と人民は戦国大名の支配下におかれた。一方,室町時代における商工業の発達,貨幣経済の発展は商工業者を成長させ,農民も荘園の崩壊で独立的地位を得て村の自治組織を結成し,しばしば土一揆をおこした。
コーチ
文化的には
伝統的な
公家文化と
武家文化とが
融合して
北山文化・
東山文化が生まれ,その文化が地方に
普及した。また,
庶民を
担い手とした文化も見られる。
→室町文化年代暗記
尊氏が
征夷大将軍に…いざ,みや(1338)こにて
幕政を
室町幕府の
滅亡…
以後なみ(1573)だのみ
足利氏