色相(色味)・彩度(色のあざやかさ)とともに色の3要素の1つ。色を明るさで分けたときの明るさの割合をいう。明るい色のことを明度が高いといい,暗い色のことを明度がひくいという。明度を表すには,無彩色を基準にとって,反射率100%の理想的な白を10,理想的な黒を0とし,その間の灰色を明るさの差が等しくなるように分け,順に番号をつける。有彩色の明度は,その反射率と等しい無彩色の番号で表す。◇数値で表す以外に,明色・中明色・暗色という分け方もある。
コーチ
有彩色のなかでは黄が
最も明度が高く,だいだい・緑・赤・青・
紫の
順に明度が
減少する。