めどめざい【目止め剤】 木材(もくざい)の塗装(とそう)のとき,木の目(細かい穴(あな))につめこむ,パテのような材料(ざいりょう)のこと。目止め剤には,多く胡粉(ごふん)(貝を焼(や)いた粉(こな)),砥粉(とのこ)(変成岩質(へんせいがんしつ)の粘土(ねんど))などが用いられる。これらを,接着剤(せっちゃくざい)(酢酸(さくさん)ビニル)と水で練ってつくるものと,乾燥性(かんそうせい)の植物油(亜麻仁(あまに)油)などで練るもの(油性(ゆせい))とがある。