もうこしゅうらいえことば【蒙古襲来絵詞】 鎌倉(かまくら)時代中期の絵巻物(えまきもの)。2巻(かん)よりなる。「竹崎季長絵詞(たけざきすえながえことば)」ともいわれ,文永(ぶんえい)・弘安(こうあん)の役(えき)に従軍(じゅうぐん)した肥後(ひご)国(熊本(くまもと)県)の武将竹崎季長(ぶしょうたけざきすえなが)の奮戦(ふんせん)のようすがえがかれている。蒙古(もうこ)(モンゴル)人の風俗(ふうぞく)や戦闘状況(せんとうじょうきょう)を知るうえで貴重(きちょう)な史料(しりょう)。