モチノキ【〈黐の木〉】 海に近い暖地(だんち)に自生し,庭木にもされる常緑(じょうりょく)高木。樹皮(じゅひ)から「とりもち」をつくるのでこの名がついた。また,材(ざい)はかたく,細工物や印材(いんざい)となる。葉は互生(ごせい)。雌雄異株(しゆういしゅ)で,花は葉のわきにつく。果実(かじつ)は丸い液果(えきか)で,秋から冬に熟(じゅく)して赤くなる。花期:4月。分布(ぶんぷ):本州・四国・九州・沖縄(おきなわ)・台湾(たいわん)・中国。(被子植物(ひししょくぶつ) モチノキ目(もく) モチノキ科(か))