ヤナギ【<柳>】 被子植物(ひししょくぶつ) キントラノオ目(もく) ヤナギ科(か) ヤナギ属(ぞく)の植物(しょくぶつ)の総称(そうしょう)であるが,とくにシダレヤナギを指(さ)していうことがある。湿地(しっち)や山の谷すじに生える落葉高木または低木(ていぼく)。葉はふつう互生(ごせい)。雌雄異株(しゆういしゅ)。花には花被(かひ)がなく,葉のでる前にさくものが多い。果実(かじつ)は熟(じゅく)すとさけ,白い毛のある種子(しゅし)が風に飛(と)ぶ。世界に約(やく)300種(しゅ)あり,日本に約(やく)40種(しゅ)が自生する。