やまとじだい【大和時代】 大和政権(やまとせいけん)が,大和(やまと)地方(奈良盆地(ならぼんち)南部)を中心に勢力(せいりょく)を広げていた,4世紀(せいき)ごろから8世紀初(せいきはじ)めまでのおよそ400年間をいう。古墳(こふん)時代とほぼ一致(いっち)する。しかし,時代の終わりについては,7世紀(せいき)なかばの大化(たいか)の改新(かいしん)までとしたり,また,聖徳太子(しょうとくたいし)が摂政(せっしょう)となった6世紀末以後(せいきまついご)を飛鳥(あすか)時代として区別(くべつ)する場合も多い。