ヤマネ 低山(ていざん)から高山の森林にすむ日本固有種(こゆうしゅ)の動物。樹上(じゅじょう)で生活し,地上におりることは少ない。木のほらに巣(す)をつくり,昼間はその中でねむり,夜,枝(えだ)の上をたくみに走りまわって,果実(かじつ)・木の芽(め)などを食べるほか,昆虫(こんちゅう)をこのみ,ときには小鳥の巣(す)をおそうこともある。11〜12月ごろから木のほらや,まれに地下の巣(す)などで冬眠(とうみん)する。体長(たいちょう):7cm内外。分布(ぶんぷ):本州・四国・九州。(哺乳類(ほにゅうるい) ネズミ目 ヤマネ科)