ようがんえんちょうきゅう【溶岩円頂丘】 粘性(ねんせい)(ねばりけ)のひじょうに強い溶岩(ようがん)が火口からおしだされてできたドーム状(じょう)の火山。溶岩(ようがん)ドームともいう。溶岩(ようがん)の粘性(ねんせい)がさらに大きいと,塔状(とうじょう)の溶岩(ようがん)岩せんになり,粘性(ねんせい)がやや小さいとかがみもち状(じょう)の溶岩平頂丘(ようがんへいちょうきゅう)になる。◇以前(いぜん)はトロイデ・鐘状(しょうじょう)火山ともいった。 コーチ 成層(せいそう)火山やたて状(じょう)火山にくらべて,一般(いっぱん)に規模(きぼ)は小さい。たとえば,箱根(はこね)の二子(ふたご)山や浅間(あさま)山の小浅間(こあさま),昭和新山(しょうわしんざん)などの例(れい)がある。