よしいがわ【吉井川】 岡山(おかやま)県東部を南流し,岡山(おかやま)市西大寺(さいだいじ)で瀬戸内(せとない)海の児島湾(こじまわん)に注ぐ川。鳥取県境(とっとりけんきょう)の三国(みくに)山(1213m)付近(ふきん)に源(みなもと)を発する。早くから河川(かせん)交通が発達(はったつ)し,津山盆地(つやまぼんち)と岡山(おかやま)平野をむすぶ動脈(どうみゃく)で,津山盆地(つやまぼんち)の北端(ほくたん)の湯指(ゆざす)まで高瀬舟(たかせぶね)が通っていた時代がある。上流部は急流で,大正時代初期(しょき)から電源(でんげん)開発が行われ,下流は岡山(おかやま)平野東部の重要(じゅうよう)なかんがい用水源(すいげん)。長さ:133km。