ラボアジエのせつ【ラボアジエの説】 フランスの化学者ラボアジエが提唱(ていしょう)した燃焼(ねんしょう)に関(かん)する説(せつ)。当時の有力な学説(がくせつ)であった「物が燃(も)えるのは,燃(も)える物の中にふくまれている燃素(ねんそ)(フロギストン)が炎(ほのお)といっしょに外へ出ていき,あとに灰(はい)がのこる」というフロギストン説(せつ)をうちやぶって,物が燃(も)えるのは燃焼(ねんしょう)させる性質(せいしつ)をもった空気中の物質(ぶっしつ)(酸素(さんそ)と名づけた)と燃(も)える物とが化合して,灰(はい)(酸化(さんか)物)ができるからであると説明(せつめい)した。