ラホール インダス川の支流(しりゅう)ラビ川の沿岸(えんがん)にある古都,商工業都市。古くからパンジャブ地方の商業・交通の中心地として発達(はったつ)し,小麦・綿花(めんか)などの集散(しゅうさん)地。綿織物(めんおりもの)・皮革(ひかく)・鉄鋼(てっこう)・機械(きかい)・ゴムなどの工業や,伝統的(でんとうてき)な金属(きんぞく)・繊維手工芸(せんいしゅこうげい)がさかん。16〜17世紀(せいき)にムガル帝国(ていこく)の首都としてさかえ,当時の遺跡(いせき)や,世界最大(さいだい)のイスラム寺院とされるバドシャヒ寺院などがのこる。人口:514万。